会社を早めに抜け出し、四ツ谷の喫茶茶会記で行なわれた「哲学者の薔薇園」のイベント「キネマ茶会記」へ。
朗読、絵の展示、アコーディオンの演奏による劇で、「キネマ」と言うタイトルでしたが、どちらかというと今どきの「映画」と言うより、「紙芝居」や「活動写真」のイメージに近いものでした。
《哲学者の薔薇園》「キネマ茶会記」無事終了しました。
いらして下さった皆様有難うございました!
まちさん、パルさん、蛇苺さん、えびさわさん、カヲルさんお疲れ様でした。レトロな雰囲気が会場に合っていました。
えびさわさんとは大分お久しぶりでした。再会できて嬉しかった! pic.twitter.com/XduYwnHFku— 由良瓏砂 (@yurarosa) 2018年4月16日
昨日はご来場ありがとうございましたー!
音楽と朗読に酔い痴れた濃密なイベントでした。原画も沢山の方の目に触れられて嬉しかったです。 pic.twitter.com/yM3x7qWhsC— 蛇苺 (@kanzemizu305) 2018年4月16日
劇中で使われた絵画作品と、作者の蛇苺さん。
私はホットチョコレートを飲みながら観劇。
一作目の「吟遊詩人と炭鉱の少年」は、昔のヨーロッパを舞台にした作品。この作品を作られたまちさん、昔イギリスに住んだことがあるそうですが、「ヨーロッパの街って汚ない」「ロンドンの汚い街をイメージした」と言ってました。私も似たような感想を持ってて、ただ私が行ったことのあるヨーロッパはフランスとチェコなので、浮かんで来た情景はパリの汚い街並。話の内容だけでなく、アコーディオンの暗い音色もその情景を作り出していた気がします。
丁寧な感想有難うございます!パリをイメージしてくださったなら嬉しいです。私としてはうらぶれたヨーロッパのくらい時代の汚い路地裏ならロンドンでもパリ、プラハでもどこでもよいのです
— まち漫画 (@machimanga) 2018年5月4日
そして、この話を聞きながら思い浮かんだ曲が、以前こでまり(黒色すみれユカチンのソロ)が対バンした、千葉海音さんの「ジプシーの名も無い歌」。パリ在住時代に電車の中でお金の為に歌っていた老婆の歌が忘れられずメロディーを編曲し老婆を想い作詞した楽曲だそうです。シャルル・ド・ゴール空港からパリ北駅に向かう高速郊外鉄道RERに乗ってると、こんな老婆が乗って来そうな街があったなぁと思い出しました。
最近はあまりお酒も飲まないんですけど、終わった後は久し振りに赤ワインを飲みたくなった。そんな夜でした。
基本データ
《哲学者の薔薇園》「キネマ茶会記」 朗読と絵のマリアージュ
- 公演日
- 2018年4月16日(月)
- 会場
- 四ツ谷喫茶茶会記
- タイトル
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- 吟遊詩人と炭鉱の少年(作: まち)
- 件のウロコ(作: まち)
- キャスト
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- 朗読: まち、ぱる
- 絵: 蛇苺
- 演奏: えびさわなおき